小野岳のピーク直下に、沼尾沼という池がある。沼尾沼を経由するという大川ダム側からの登山道は廃道となっているらしく、反対側の大内ダム側からの登山道は小野岳山頂までは行けるものの、その先はどうなっているか分からない。
ただ小野岳山頂付近から、沼尾沼を垣間見ることはできるようである。
とりあえず状況を空撮調査することに。
沼は山の東側にあるから大川ダム側から飛ばすのがまっとうだが、山頂まで高低差がありすぎる。
山の西側の大内ダムは大川ダムの上部貯水池にあたるので、けっこう高い位置にある。とはいっても山頂ごしに反対側を俯瞰しなければいけないので、厳しいことには変わりないが、とりあえず調査。
沼の方角を確認し、小野岳を見据えながらフライト開始。
山の裾野に見えるのは、江戸の街道情緒を保全した大内宿である。ちょっと保全がすごすぎて、テーマパークのような感じになってしまい、生活感がないものの人気観光スポットになっている。
頂上の裏側をのぞけるか。寄ってみる。
右側のピークの山影ができているところの下あたりに沼があるはず。
でも、有視界ではこれが限界。旧機材の悲しさよ。
けっきょく沼尾沼は捉えることができず、大内ダムの写真だけが残った。