天空の池図鑑

ソラから見たニッポンの湖沼

【137〜141】乗鞍高原の池群(exp.2562)

乗鞍は2015年にチャリと徒歩で頂上手前まで行った際に山頂湖沼群の状況はおおよそ身体感覚で把握できたものの、山腹の乗鞍高原の湖沼群の位置関係などが地図や航空写真でも分かりにくく、調査目的で2ヶ所からのフライト計10分40秒。
いい写真は撮れなかったものの、立体的な空間把握ができたので有意義なフライトとなった。
しかし、マルチコプターを操作している人間というものは、アブとブヨに対してまったくの無防備であることを痛感。今後、対策を考えようと思った。

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まいめの池。こんなダイナミックな立地にあるとは、空撮してみて初めて分かった。現地に立っているだけでは、この切れ込んだ崖のへりに池があることがまったく実感できない。
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まいめの池と南側未舗装駐車場との位置関係、および池へのアプローチ道が分かるショット。
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まいめの池に関して車道、池、駐車場の三つの要素を唯一フレーミングできた一枚だったが、傾きすぎで残念。ジンバルなしの機材なので。
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座望庵駐車場と、まいめの池との位置関係がよく分かるショット。
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どうじょう池。ほぼ水面は見えず湿原状の丸い部分が池。乗鞍岳との位置関係がよく分かる。
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どじょう池と駐車場の位置関係が分かるショット。
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1回目のフライトでもっとも知りたかったあざみ池。画面中央やや右寄りに、かろうじて水面を捉えることができた。うれしい一枚。
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まいめの池の隣にある偲ぶの池。水はほとんどない。右下に少し見えているのが、まいめの池。写真の上部には、あざみ池も見える。位置関係がよく分かる一枚になった。
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高原の奥部。写真には入らなかったが、真下にまいめの池があるはず。
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今回もっとも謎の深い大曲池の位置と空間把握のため、場所を変えて工事中のいがやレクリエーションランドからフライト。
まっすぐな道の上にあるのが、先ほどまでいた高原。
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県道と集落、乗鞍岳との位置関係。
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大曲池よりかなり標高が低い位置にあるため、高めに飛ばしたが、かろうじて池のクボミを捉えるのがやっとだった。
二つのクボミのうち、左側のものが大曲池と思われる。アプローチ路の有無は、残念ながら判別できない。
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上とほとんど同じアングルだが、圏谷との位置関係がよく分かるショット。
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最後に、いがやレクリエーションランドの池。もっと高度を上げることができれば、奥に梓湖を捉えることができたかもしれない。
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